世間ではソニーブランドって魅力あるの?

SONYの「プレステ事件」が発端で一気に業界全体に行き渡った『グリーン調達』。
非常に厳しく細かい要求に対応しなければならないのがベンダーのツラさですが、その苦労がなかなか報われないですね。セットが売れないから。
PanasonicはTV-CMで『エコ』や『ビエラ・リンク』というキーワードを全面に出し、例えばTVのCMと連続してHDDレコーダのCMを流すなど、一般ユーザが解り易く"Panasonic製品でコンプ買い"をしたくなるような戦略ですが、SONYは残念ながらそこまでのアピールはありません。少なくともCMを見る限りでは単品PRで止まっています。
こんな事をしているからメモリースティックが浸透せず、しまいにはSDカードを製造販売するという醜態を晒すハメになるわけです。
結局のところ、ソニーは売れるための戦略立案作業を放棄し「売れないのは高いから。だから値下げしろ。安ければ必ず売れるんだ。値下げしないベンダーとは取引そのものを見直す」という下請けイジメに走っているワケです。浅はかですね。そこまで大見得切るなら、結果が出なかった時にはベンダーに違約金を払って欲しいですよ、ホントに。
新婚の私ですが、新規に購入した家電に『SONY』の文字はありません。